Q_1:今までにもロックの子供服ってあったと思うんですが、なぜそれをわざわざリメイクでやろうと思われたんでしょうか ?
⊿ロックの子供服はたしかにありますね。ウェブで探すだけでもけっこう出てくると思いますし、アーティストによっては子供用を用意しているケースもあります。数としてはまだまだ少ないですけど。
きっかけはすごく単純なことです。僕らが扱うのは海外アーティストのツアーTシャツなんですが、SサイズやMサイズに比べL,XLは需要が少ないサイズです。日本人向けじゃないといったほうがいいかもしれませんね。ツアーTシャツってもともと規格も少し大きめで。結果的に会場で売れ残ったそれらはそのまま倉庫に眠るわけです。それを有効に活用できないかと。それが始まりだと思います。
そうやって考えていくうちに、小さくリメイクしたらどうだろうって。サイズは小さくなってもプリントはそのままだから、全面にドカッとビジュアルがくるわけで。それを子供が着てるところを想像したら、かっこいいな、って思ったんです。もともと大人向けに作られたものをリメイクして子供たちが着るのって、なんだか温かい感じもして。 |
だからそういうものをきちんと子供たちに届けたいなぁって思ったんですよ。本物に触れるってすごく大切なことだから。
Q_2:それが子供たちに届いて、そこから子供たちになにを感じてほしいですか?
⊿これはただの接点だと思っています。そこで変な期待をしちゃうのはちょっと違うというか、押し付けはしたくないですし。そこにあまり重点を置いてないというか。何を感じてほしいとかではなく、接点を見つけることが重要なわけで。そこから先は子供たちに任せるしかないのかなぁと思います。結局のところ。
ただ、可能性としてはいろいろ出てくると思います。たとえば、このTシャツを着てそのアーティストに興味を抱くこともあると思いますし、ビジュアルを通してロックに触れることでその音楽を聴いてみたいと思う子供も出てくるかもしれない。それが発展してミュージシャンへのきっかけになる子供が出てきたらうれしいですね。そしたら子供向けのロック雑誌も必要だなぁとか。(笑)考えるとたくさんあるんです。でもそれって大人の妄想であって、子供の世界はきちん |
とあるわけで。サポート役なんですよね。環境をつくるっていうか。このTシャツがきちんと子供の世界に届いたときに、いったい彼らはどういう興味をもち、そこからどういう行動につながるんだろう。そこにすごく興味がありますし、そのときに何をしてあげられるだろうって。
僕らにできることはそういうことだと思います。
Q_3:何も起こらないかもしれないし、すぐには理解されない可能性もあると思うんですが?
⊿それでもいいと思っています。接点をつくり続けることが大切だと思います。僕もそうなんですけど、もっと小さいときにロックや他のいろんな音楽に触れたかったなぁってよく思うんです。知らなかったですからね。身近じゃなかったし。だから、接点としてあり続けるためには子供たちが受け入れやすいアプローチは必要なのかなと思います。子供たちが着たい!と思ってくれるような仕掛けとか。もともとの動機はそういうところにありますし、そういうアイデアはどんどん考えたいと思っています。
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